【DX人材支援プラン利用】
京都国立博物館のデジタルスタンプラリー受注

株式会社スイッチ.ティフ①
取締役 松岡育子様

スイッチ.ティフ様について教えてください。

当社は京都市内に事務所を持ち、デザインから印刷まで総合的にお手伝いしている10名ほどの制作、印刷会社です。
クライアントは美術館、博物館から、呉服屋、保険会社まで幅広い業種の方がいらっしゃいます。

株式会社スイッチ.ティフ
http://www.switch-tiff.co.jp/

キュリア導入のきっかけを教えてください。

代理店さんの紹介でミリアドさんとはお会いしました。

昨今、一般企業の広告予算が他業界に流れていたり、顧客の要望が多様化していたりと、印刷業界として厳しい局面にたたされています。
当社の代表は、今後印刷物にこだわらずに、御用聞き印刷営業気質から脱皮したいと考えていました。
キュリアはそんな当社の問題解決にピッタリ当てはまったため、前向きに検討することにしたのです。
ただ検討する中で唯一不安だったのが「営業が実際に提案出来るか」という点でした。
そこへ「DX人材支援プランが合うのでは?」とご提案をいただきました。こちらがかなり手厚いサポート内容であったため、キュリアの導入を決めました。

DX人材支援プランについて
※キュリアのオプションで「3ヶ月間専任担当が研修や営業サポートを行う」というプランです。

DX人材支援プランのサポート内容について教えてください。

こちらは DX支援に長けている専任の人が当社のサポートに3ヶ月間ついてくださるという内容でした。
内容は打ち合わせ後、当社の希望に合わせて計画を立て、実施していただけました。

例えば顧客に提案するにあたって、まずはどういった活用事例があるのか、顧客のどんな課題に対してキュリアをどう提案するとささるのか、などかなり細かめに教えていただきました。

いくつも事例を聞いて知識が溜まってきたらあとは当社の宣伝チラシと、提案トークが必要です。そちらもお手伝いいただきました。
チラシに関してはデザイン案から一緒に考えてもらってます。
チラシに掲載するサンプルの設定も事例をまじえながら教えていただくことで、皆理解が深まりました。

営業に関しても、当社の顧客だとこういうトークが良いや、こういうヒアリングをしましょうなど、すぐに実践できるトークを共有いただいたことで、提案に行きやすくなりました。

最初はこれらを営業だけでやろうとしていたのですが、結局私が一番使ってます(笑)。
でもキュリアを触っているといろいろな使い方ができるというのがわかってきて良いですね。
活用事例やパターンもたくさん教えていただいたので「あの時紹介された事例だとこんな使い方をしていたな」と思い出して企画できるんです。

営業さんの説明だけだと腹落ちできていなかった部分もサポートプランがあることで深く聞けて、良さを実感できたのが一番大きい功績です。
ここがあったからこそ自信を持って提案することができています。
今後キュリアを導入される方はサポートプランは絶対につけた方が良いですよ。

サポート終了後無事受注もできましたし、本当に良かったと思っています。

実際に受注した案件について教えてください。

はい、呉服屋さんのイベントや、飲食店など色々ございますが大きい企画では「京都国立博物館デジタルスタンプラリー」で採用いただきました。

京都国立博物館さんとは、元々年間スケジュールなどの印刷物で繋がりがあったお客様でした。
「来館者向けにキュリアでアンケートをとりませんか?」という提案を持っていったのですが、参考程度にサンプルを提示したデジタルスタンプラリーの方に興味を持たれました。

状況をお話ししますと、京都国立博物館さんは屋内の展示会場が2つあり、それに加えて中庭にも展示がございます。
ただ来館者は屋内の展示のみを見て、中庭に気づかずに帰ってしまう方もいらっしゃるそうです。
そこをなんとかしたいと困っていらっしゃいました。

今回サンプルをお持ちしたデジタルスタンプラリーでは、QRを設置するだけで来館者を行ってほしい場所へ誘導することができます。
デジタルなので台紙も、スタンプ台も消毒液も不要です。
先方が抱えていた「来館者に屋外展示を見てもらえない」という課題を解決できるためご発注いただくことになったのです。

制作期間や制作物について教えてください。

最初に提案してから1ヶ月も経たずに「やりたい」と連絡がきました。
その後1ヶ月で公開になったので割と短期で決まりましたね。
もちろんこの企画に付随するチラシやポスターも制作しております。

今後について教えてください。

 年度末はかなり忙しくできていませんでしたが、営業に同行してどんどんキュリアを提案していきたいと思っております。

ー本日はありがとうございました。