2025年1月15日

LINE公式アカウントの認証ガイド〜条件や審査についても解説〜

 目次 

1.はじめに
2.LINE公式アカウント認証とは
3.LINE公式アカウント認証の条件と基準
4.LINE公式アカウント認証の申し込み手順
5.審査後の結果確認と対処法
6.LINE認証アカウントを活用するメリット
7.認証終了後のアカウント管理と注意点
8.LINE公式アカウントとも連携できるツール「キュリア」について
9.LINE公式アカウント認証のまとめと活用方法

 

1. はじめに

LINE公式アカウントの認証は、ビジネスや情報発信を円滑に行うためにプラスとなる証明です。
認証済みアカウントを取得することで、信頼性が向上し、さまざまな特典や機能を活用できます。
本記事では、認証の条件、審査の詳細、必要なステップを解説し、円滑なアカウント運用のお手伝いをします。

 

 

 

2.LINE公式アカウント認証とは

LINE公式アカウント認証は、企業や団体が信頼性の高いサービスや情報をLINEユーザーに提供するために重要な仕組みです。
この認証を取得すると、青色の認証マークがアカウントに付与され、信頼性の向上や認知度の増加が得られます。
さらに、認証を得ることでLINEの規約に遵守していることを示し、より安心して友だち追加をしてもらうためのヒントとなります。

認証済みアカウントの定義と概要

認証済みアカウントとは、LINE公式アカウントの運営母体が存在していることをLINEが認証したアカウントを指します。
この認証により、ユーザーは公式アカウントを信頼しやすくなり、安心して利用することが可能になります。
認証済みアカウントでは主に青色バッジが付与され、ひと目でLINEユーザーが即座にアカウントの信憑性を認識できます。

さらに、認証を得ることでLINE内での検索結果にアカウントが表示されるという利点があり、視認性が向上します。
その結果として、ユーザーからの信頼の獲得に繋がり、ビジネスやブランドのイメージが一層高まる効果も期待できます。

認証アカウントと未認証アカウントの違い

LINE公式アカウントの認証アカウントは、青色バッジが付与され、LINEヤフー株式会社から
公式アカウントとして確認されたアカウントです。


一方、未認証アカウントにはこのバッジがなく、公式な認定を受けていません。
認証アカウントは、LINEを運営しているLINEヤフー株式会社の審査を通過しており、
その結果、信頼性が大幅に向上するため、ユーザーはより高い安心感を得ることができます。

例えば、認証アカウントには店舗や法人名が明確に登録されており、青色バッジが信頼の証として表示されます。

一方、未認証アカウントでは、検索結果にアカウントが表示されず、友だち追加の効率性に影響を受ける可能性があります。
さらに、認証アカウントは請求書決済が利用できたり、友だち追加広告の利用といった追加機能を活用可能であり、
運用の効率化や利便性を高めることができます。

認証アカウントのメリットとデメリット

認証アカウントを取得することは、ブランドの信頼性向上やLINEユーザーの認知度を効果的に高める重要な手段となります。
具体的には、認証アカウントに付与される青色バッジやLINEアプリ内での検索結果表示機能によってユーザーに安心感を与え、
友だち追加を迷っている方の後押しとなる可能性を高めます。


特に、個人店やフリーランサーなどが、ユーザーからの信頼を得るために認証アカウントを取得している事例も多数あります。
自らのファンを効果的に増やすための良い選択肢ともいえるでしょう。

一方で、認証アカウントの運用にはしっかりとした管理体制が求められます。
意図しない投稿や管理ミスが起きると、ブランドの信用を損なうリスクが伴います。

また、利用する機能が多くなるほど特定の運用ガイドラインの順守が必須であるため、徹底した運用の準備が求められます。
これらの点を考慮し、メリットを最大限に活用することで、効果的なLINE公式アカウント運用が実現します。

 

 

3.LINE公式アカウント認証の条件と基準

LINE公式アカウントの認証は信頼性と影響力を高めるために重要です。
この認証を取得するためには、まずアカウント情報の正確さや必要な書類の提出が求められます。
さらに、LINEが定めるガイドラインを遵守することが重要であり、これらの条件を満たすことで、
認証アカウントとして承認される可能性が高まります。

認証のための必須条件

LINE公式アカウントの認証を受けるには、設定されたいくつかの基本的条件を満たす必要があります。

  1. Ⅰ.認証済アカウントが取得できるか確認する
    情報商材、ネットワークビジネスなどその他認証アカウントが取得できない業種があります。

  2. Ⅱ.WEBサイトの用意
    LINEヤフー株式会社が申請情報を確認するためのWEBサイトの用意が必要です。

  3. Ⅲ.アカウント名に個人名を入れない
    個人や個人名を特定できる名前は使えません。

  4. Ⅳ.連絡の取れる電話番号、またはメールアドレスの用意
    申請内容に間違いが無いか本人確認が行われます。

※出典:「LINE公式アカウントの「認証済アカウント」とは?|LINEヤフー for Business」
https://www.lycbiz.com/jp/service/lineofficialaccount/verifiedaccount/_gl=1*molzcy*_ga*ODYzMjI0NDI1LjE3MzMyMTIzMzY.*_ga_LRN9K71PXW*MTczNjQwNjI0MS4xNS4wLjE3MzY0MDYyNDIuNTkuMC4w

審査基準の詳細とポイント

LINE公式アカウントの認証を取得するためには、規定されている審査基準を満たす必要があります。
これは信頼性や適合性を確保するための重要なプロセスです。
審査基準では、登録情報が正確であることや、アカウントが適切な運営方法を採用していることを確認しています。

その結果、誤認や不正使用のリスクを減らし、LINEプラットフォーム全体の信頼性を向上させることにつながります。
具体例として、カテゴリに応じた運営ガイドラインへの準拠、提出書類の正確性、運営内容の合法性などが挙げられます。
これらの基準をクリアすることで、アカウントは認証バッジを取得し、ユーザーからの信用度を向上させることが可能です。

業種やサービスの審査基準

LINE公式アカウントの認証を受けるためには、特定の業種やサービスにおける基準が定められています。
この基準に従い、アカウント開設者の事業形態や運営内容が、LINEプラットフォームの利用規約および
ポリシーに適合することが求められます。

例えば、業種ごとに定められた基準では、特定商取引法に基づく表示義務や関連する法令への準拠が含まれます。
マルチ商法や法律に抵触する内容を含む業種は認証が難しくなるケースもあります。
それぞれの業種やサービスがLINEの基準を満たしているかどうかは、
申請前に自社の運営方針や内容を精査することでスムーズな認証取得につながります。

特に、店舗情報や提供するサービス内容を明確に記載することで、審査の通過率が向上する可能性があります。

個人アカウントと法人アカウントの違い

個人アカウントと法人アカウントには明確な違いがあり、それぞれの目的や運用方針に応じた特徴があります。
法人アカウントは企業や事業者がビジネス運営に活用することを目的としており、
特にプロモーションや顧客管理、データ分析といった商業的な機能が充実しています。


一方で、個人アカウントは主に日常的なコミュニケーション目的で利用されるもので、チャット機能やスタンプの送信が主体です。
このため、個人向けの日常的な使用には個人アカウントが適し、業務やマーケティングに使用するには法人アカウントが最適です。

自分の目的に応じたアカウントを選択することで、各カテゴリーの機能を最大限に活かすことが可能となり、
利便性や効果が大幅に向上します。

正確な要件のもと、LINE公式サイトで詳細を確認し、自分に適したアカウント種別を選びましょう。

 

 

4. LINE公式アカウント認証の申し込み手順

LINE公式アカウントの認証申請は比較的簡単に行うことができます。
認証を受けるためには、LINEヤフー株式会社が用意している手順を理解し、必要な準備をすることにあります。
申請フローには、アカウント情報の記入からLINEの公式フォームへの入力作業が含まれます。

また、審査プロセスにおいてのポイントを理解することで、スムーズに進められます。
このプロセス全体を通じて効率的な対応を目指すことで、申請の成功率を高めることが可能です。

認証の申請方法

LINE公式アカウントの認証申請は、LINE公式ウェブサイトから専用のフォームを利用して行われます。

この際、事業概要や登録名などの指定された項目に情報を記入します。
ご自身の事業の情報を入力するだけなので、記入内容には迷わずスムーズに入力できるかと思います。
一度フォームが送信されると、提供された情報を基に認証の審査が開始されます。

WEBサイトと情報の準備

LINE公式アカウントの認証手続きには、正確な情報を入力することと、WEBサイトを準備することが求められます。
なぜWEBサイトが必要なのか?というと、申請内容と事業の実態をすり合わせるために利用されるからです。
WEBサイトでなくても、店舗のSNSや店舗情報が掲載されている情報サイトでも審査が行われます。

必要とされる書類と情報を事前にしっかり確認し、不備なく揃えることで手続きがスムーズに進み、
結果として効率的なアカウント運用を可能にします。

アカウント名や店舗情報の記入

アカウント名や店舗情報を正確かつ信頼性の高いものにすることは非常に重要です。
これらの情報が不正確であると、審査が滞ったり、承認が拒否されたりするリスクが高まるだけでなく、
ユーザーからの信頼を損ねる可能性があります。


例えば、フォームから提出された店舗名が登録名やWEBサイトの名称と一致しない場合には、
審査が進行しないケースも考えられるでしょう。

所在地や営業情報についても、具体的で詳細な記載が必要です。

また、記入内容に不備がないことを事前に確認する手順を整えることで、認証作業の効率を高めることができます。
各項目を慎重に見直し、入力内容が正確であることを確保するのが望ましいです。

URLや申込者情報の入力

LINE公式アカウント認証には、公式サイトやサービスサイトやSNSなどへのURLと、申込者情報の正確な入力が重要です。
これらの詳細が正確でない場合、審査の遅延や申請が拒否される可能性が高まります。

例えば、指定したURLが無効または関連性がない場合や、申込者情報が不完全または誤りがある場合、
審査が通らないことがあります。

こういった事態をを防ぐためには、申請前にすべての情報を確認し、正しく申請することが必要です。
申請がスムーズに進むよう、URLの有効性や申込者情報の明確性を丁寧にチェックしましょう。

審査期間と審査の流れ

LINE公式アカウントの認証申し込みから結果まではおよそ5営業日〜10営業日の日数が必要です。
多数の申し込みが発生している場合、審査にかかる日数は多くなります。

また、審査完了までの途中、本人確認のために申請したメールアドレス、
もしくは電話番号へ担当者の方から連絡が来る可能性があります。

申請内容に不備がないように気をつけましょう。


       

       

      5.審査後の結果確認と対処法

      審査が完了すると、通常、結果の通知は申請時に登録したメールアドレス宛に送信されます。
      審査結果が届かない場合、迷惑メールフォルダやゴミ箱に振り分けられている可能性もあります。

      審査結果に関して、理由や審査基準は公開されていません。
      結果に対して納得がいかない場合でも、問い合わせを行うことは避け、身近な人に意見を求めたり、
      申請内容の改善を行って再度申請を試みましょう。

       

       

      6.LINE認証アカウントを活用するメリット

      LINE認証アカウントを取得することで、ビジネスの信頼性を高め、商用利用で受けられるメリットが多くあります。

      また、認証バッジにより、顧客が公式なアカウントとして安心して利用できる環境を提供できます。
      さらに、LINEアプリ内での露出が拡大し、効果的な広告配信やクーポンの発行を通じて、販売促進活動が大幅に向上します。

      信頼性向上と青色バッジの付与

      LINE認証アカウントを取得することで、プロフィール上に青色バッジが表示され、アカウントの公式性が明確に示されます。
      この青色バッジは、顧客に信頼感と安心感を与え、公式なアカウントとしての認識を高める重要な要素です。

      例えば、企業の公式LINEアカウントが認証されることで、ユーザーはその情報が信頼できるものであると判断し、
      詐欺や偽情報のリスクを軽減する効果があります。

      さらに、この青色バッジは企業の信頼性を補強するだけでなく、アカウントへのアクセスを増やし、
      サービスの利用促進や顧客との信頼構築にも寄与します。

      そのため、LINE公式アカウントを通じた効果的なサービス提供を目指す企業にとって、
      認証アカウントの取得は非常に価値のあるステップです。

      LINEアプリ内での露出拡大

      認証済みアカウントを取得することで、LINE内での検索結果における表示が非表示から表示になるため、
      アプリ内での露出度が大幅に改善します。

      これは認証済みアカウントがLINEによって公式に認知されている証明であり、信頼性が高いとユーザーに認識されるからです。
      このため、ユーザーは情報を安心して選択する傾向が高まり、クリック率やアクセス数の増加が期待できます。

      LINE内での露出増加は、ブランドやサービスの認知度向上に直結し、集客や売上アップに貢献します。
      LINE認証済アカウントをうまく活用することで、競合よりも一歩リードするチャンスをしっかりと活かしていきましょう。

      広告・販促ツールとの連携

      LINE公式アカウントによる広告・販促ツールの活用は、企業のマーケティング活動を効率的にサポートします。
      認証アカウントになることで利用できる、有料広告やLINEクーポンなど、LINE独自の機能を利用することで、
      ユーザーとの接触機会を増やし、購買意欲を喚起する施策が実現可能です。


      また、データ分析による顧客理解の向上によってターゲットに対する訴求力を高め、収益性の改善に役立てることが期待されます。

      クーポンやメンバーシップの活用方法

      クーポンやメンバーシップを活用することは、顧客のリピート率を高め、
      さらにエンゲージメントを向上させるための効果的な手段です。

      顧客に特典を提供することで、ブランドへのロイヤリティを築きやすくし、満足度を向上させる効果も期待できます。

      具体例として、LINEクーポン一覧からクーポンがあることで来店を促し、新規顧客を引き付け、
      さらにメンバーシッププログラムを導入して購入額に応じた特典を設定することでリピート利用を促進する戦略が挙げられます。

      友だち登録を増やす手法

      友だち登録を増やすには、行動喚起を表すCTA(コールトゥアクション)の最適化や専用のキャンペーンが鍵となります。

      専用のキャンペーンについては、明確かつ魅力的な理由をユーザーに提供することで、登録への障壁を低減できます。
      例えば、限定クーポンの配布やメンバーシップ特典の提示が効果的です。

      また、CTAについては、QRコードや公式サイト、SNSを積極的に活用してアクセスを促し、
      目立つ位置でのリンク設置で登録を容易にする方法もあります。

      LINE公式アカウントを使用して適切なタイミングで情報を配信し、定期的にキャンペーンを実施することで、
      新規友だち登録数を着実に増加させられます。

         

         

        7. 認証終了後のアカウント管理と注意点

        LINE公式アカウントの認証が完了すると、ビジネスツールとして多くの可能性を持つアカウントになります。
        これを最大限活用するには、適切な管理が欠かせません。

        認証後のアカウント運用における要点は、まず情報の正確性を保つための定期的な更新です。
        また、使用規則や規約を遵守することで、信頼性を維持しつつ長期的な活用が可能となります。
        これらの措置を徹底することにより、LINE公式アカウントを持続的かつ効果的に使用できます。

        情報の定期的な更新と正確性の保持

        LINE公式アカウントの運用において、アカウント情報を定期的にチェックし、必要な場合は迅速に更新することが不可欠です。
        情報が古いままだと、ユーザーに混乱を招くばかりでなく、信頼を損なう原因になる可能性があります。

        例えば、店舗の営業時間や住所、連絡先が変更された場合は速やかに反映し、正確性を確保する努力を怠らないようにしましょう。
        このような取り組みを続けることで、ユーザーとのコミュニケーションが円滑になり、信頼関係を深める効果が期待できます。

        名前変更等の手続き

        認証を受けた後のLINE公式アカウントの名前変更や、認証自体の取消の手続きは、
        プラットフォームの規定に従って行う必要があります。

        これにはアカウントの信頼性を維持するための制約が含まれており、適切な手順を守ることが重要です。

        例えば、社名やサービス名が変更された場合は、変更申請フォームから申請を行います。
        このように、常に正確で最新の情報を保持することが、利用者からの信用を得るための基本です。

         

         

        8.LINE公式アカウントとも連携できるツール「キュリア」について

        LINE公式アカウントを運用するにあたり、キャンペーン支援ツール「キュリア」の利用がおすすめです。
        キュリアでは、LINEと連携したスタンプラリー、抽選ガチャ、アンケートの作成などが行えます。
        LINE自体の機能を利用することもできますが、専用のツールを活用することでLINEの機能では
        実施できないキャンペーンを主体的に作成することが可能です。

        デジタル抽選ツールとしての活用

        ノーコードで簡単にLINEと連携した抽選キャンペーンが作成可能です。
        福引やガチャ形式など多彩なテンプレートを用意しています。
        また、LINEのオリジナル機能では当たりかハズレの2種類しか選択できませんが、
        キュリアでは1等〜10等までの等数を任意で設定することが可能です。

        背景画像設定可能なQRコードで差別化

        背景に好きな画像を設定できるQRコードも作成ができます。
        LINE友だち追加用のオリジナルデザインにしたQRコードを作成することで、
        ブランドイメージを強化しながら他社と差別化できます。

        使い放題でコスト削減

        キュリアでは無制限にコンテンツを作成でき、柔軟な運用が可能です。
        キャンペーン内容に応じてすぐに調整ができるため、効果的なプロモーションを実現します。

        サンプルとして、当社が用意したLINE公式アカウントがあります。
        下記のURLもしくはQRコードから友だち追加後、
        リッチメニューにある抽選ボタンを押して体験してみてください。

        サンプルURLはこちら

         

         

         

        9.LINE公式アカウント認証のまとめと活用方法

        この記事では、LINE公式アカウントの認証について、その概要やメリット、認証基準、申し込み手順、
        認証後の管理方法まで詳しく解説しました。

        これらの知識を活かして認証を取得し、ビジネスの信頼性を高める取り組みを行うことが重要です。

        認証取得は、顧客との信頼関係を強化し、LINEプラットフォームを効果的に活用する第一歩となります。
        また、認証取得後にはLINEのオプション機能や広告ツールを活用した効果的な
        マーケティングプランを始めることをおすすめします。

        さらに、認証を取得した後もアカウント管理を怠らないことが大切です。
        定期的に情報を更新し、発信内容の品質を維持することで、ユーザーの信頼を確保するだけでなく、
        新しい機能への適応力も高まります。

        さらに、LINE公式サポートから最新情報やガイドを得ることで、サービスを最大限に活用しましょう。