デジタルスタンプラリーで企画提案営業促進
前回五木屋本舗様の事例をお話いただいた有限会社ソーゴーグラフィックス様にデジタルスタンプラリーの活用事例について伺いました。
前回のインタビューはこちら
http://qlear.net/cases/52
九州中央山地観光推進協議会様の「奥九州ドライブスタンプラリー」を受注いたしました。
九州中央山地観光推進協議会
http://kyushu-cent.com
きっかけは九州中央山地観光推進協議会様より「紙のスタンプラリーを検討している」という相談が来たことです。
紙でももちろんスタンプラリー自体は開催できますが、デジタルの利便性や優位性をお伝えしたところ、「だったらデジタルスタンプラリーをやってみよう」とご発注いただくことになりました。
今回のエリアですが「九州中央山地」と呼ばれる7市町村が対象となっており、各市町村を2箇所ずつ合計14箇所のスポットをラリーすることは先に決定しておりました。
このスポット間の最長距離はなんと100km超え。しかし用意されていた景品は木製の名入れができるキーホルダーとボールペンのみ。
100km以上走行してこの景品では参加者が集まらないのでは?と不安になりました。
また選定されたスポットに統一感がなくテーマも特に決まっていなかったのです。
ここからは話し合いの上、より良いスタンプラリーにすべく工夫していきました。
まず距離が近いスポットは2箇所で1スタンプとし、14箇所10スタンプに変更。
一番問題であった距離を逆手にとり、テーマ・名称を「ドライブスタンプラリー」とすることで、ターゲットを「ドライブ・ツーリングが好きな人」と定めました。
先方に3スタンプから先着でもらえるコースターを用意していただき、最初の参加ハードルを下げ、新たに「オリジナルスニーカーが作れる権利」という完全制覇賞を設け、参加者の意欲向上を図ることにしました。
この「オリジナルスニーカー」というのは自身の思い出の詰まった写真などを自由にスニーカーにプリントできるというものです。
当社の新たな取り組みである、立体物への印刷を活かした賞品も採用されて嬉しかったです。
またデジタルスタンプラリーの設定でもいくつか工夫しました。
・3スタンプ賞は直接スタッフに画面提示で交換
・5と7スタンプ賞は通常の仕様でフォームへリンクし抽選対応
・10スタンプ賞は景品交換画面から別作成の応募フォームへリンクしそこから抽選対応
※不正防止のため文字スタンプを採用し、10個集めてはじめてわかるキーワード入力を必須とした。
こちらはデジタルスタンプラリーの打ち合わせの中で「別事業でフォトコンテストも考えてる」というお話が出たため、キュリアのフォームの画像添付機能を使った企画を提案したところ同時開催での採用が決まりました。
今回5と7と10スタンプ賞の応募フォームそれぞれに画像添付の項目を設け、スタンプラリーをしながら撮った写真を合計3回応募できる仕様にしました。
またフォトコンテストの特設ページも作成し、企画詳細の記載や「ラリーには参加しないけどフォトコンテストだけ参加したい」という方向けに応募フォームも設定しております。
このように工夫して設定自体は完了したのですが、各スタンプ設置場所の方向けのアナウンスが行き届いていないため今後対応が増える可能性があると思っております。
現場マニュアルなども作成する必要があるかもしれないですね。
実はすでに進行中の大型企画がございます。
今回のインタビューの時間でもミリアドさんに相談させていただくことができたので、アイデアが浮かんできました。ありがとうございます。
インタビュー時にこういった案件相談もできるのは非常にありがたいので、今後もどんどん受注していきたいと思います。
ーありがとうございました。