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株式会社エコー
小林様 内田様

株式会社エコー様について教えてください。

当社は 1969年にエコー製版として会社をつくり、1980年に法人化しました。
創業当時は製版会社として、フィルム製版などの仕事をしておりました。
製版の流れも昔とは変化していて、当時はイラストレーターなど生のデータを扱うことが主流だったんです。

ただ、時代とともにPDFなどに切り替わって、フィルム製版からCTPで刷版へ直接出すようになっていくと、製版の役割がなくなっていきます。
そこで、製版業だけでなく、もっと上流から携わるために、制作など業務の幅を広げていき、2002年には印刷機の導入もしました。
そこから製版業ではなく印刷業としてシフトしてきた会社です。

元々 CTPや制作に対する知識やノウハウが多くあったため、結果的にワンストップでお任せいただける今の体制がつくれました。
印刷会社がデータを扱う時代に変わっていく中で、我々のように製版からスタートした会社は生のデータをしっかりとケアできるため、これまで築いてきたキャリアが当社の強みになっていると思います。

株式会社エコー
https://echoinc.co.jp/

キュリアを導入したきっかけについて教えてください。

元々 当社のクライアント先は、比較的都心にある企業が主軸でした。
ただ、リーマンショックや震災などの影響もあり、都心企業との取引に偏るのではなく、地場を活かして地元企業とも取引を広げていこうと方針変更したタイミングがありました。
その中で、デジタルに取り組む必要性も感じていたため、今は活用していませんが、実は他社のQRツールを採用したことがありました。
PayPayの普及や、コロナで非接触の手段が必要になったことなど、様々な要因で QR自体の認知度が高まっていると感じたため、採用を決めたんです。
ただ、そのツールは使用時に専用のアプリをダウンロードする必要があり、そこがユーザーのネックとなって、あまり成果に繋がりませんでした。

今回、キュリアに出会ったのは、印刷資材の商社の方から紹介を受けたことがきっかけです。
そこで紙媒体と相性が良い ITツールとしてキュリアをご紹介いただいたんです。
デジタルへの取り組みの必要性は以前から感じていましたし、紙媒体の効果測定ができるという点は魅力的でした。
また、以前採用したツールとは違い、アプリが不要であるという点からも活用できるイメージが湧き、採用を決めました。

キュリアを使った案件について教えてください。

練馬区と地元の商店や企業が一体となって地域を盛り上げようという「協働推進」の試みがあり、そこでスタンプラリーの企画が進んでいました。
その主催元である「練馬区 協働推進課」と「大泉パティシエクラブ」から、「イベントに使用するチラシを作って欲しい」と依頼があったことが、今回の案件のきっかけです。

チラシの印刷は、これまでは他社に依頼していたそうなのですが、依頼先の変更を検討されていた中で、当社へお声がけいただきました。
チラシの依頼をいただいた際には、企画内容にあわせたキュリアのスタンプラリー機能を こちらからプッシュで提案しました。
先方は元々 紙を使ったアナログでのスタンプラリーを予定されていたため、デジタルで実現できることには非常に反応が良かったです。
しかし「企画実施までの期間が短いから、今から手段を切り替えるのは時間的に無理では?」と懸念されていました。

確かに、デジタルスタンプラリーや景品応募フォームなどの仕組みを ゼロからシステム構築するとなると時間もお金もかかりますから、懸念はごもっともです。
ですが、キュリアであればコストを抑えながら短期間で制作することができます。
結果「今からでも間に合わせることができます」と言えたことで、キュリアも採用していただくことになりました。
また、有言実行したことで当社のスピード対応にも評価をいただくことができました。

企画の内容について教えてください。

「春爛漫スイーツスタンプラリー」と題して、
  2023年3月27日〜4月16日の期間で実施しました。

企画内容は以下のとおりです。

・大泉パティシエクラブに所属している対象店舗で、
 540円以上の買い物をするとスタンプ 1つゲット
・さらに大泉パティシエクラブのSNSのいずれかをフォローし、
 その画面を見せるともう 1つスタンプゲット
・スタンプを 3つ以上ためると景品A(商品券500円分)が
 抽選で100名様に当たる
・スタンプを 5つ以上ためると景品A or B(お菓子詰め合わせギフト)が
 抽選で10名様に当たる

今回は、紙とデジタルを併用して、どちらからでもスタンプラリーに参加できるような運用にしました。
元々の構想(アナログ)と、我々の提案(デジタル)を融合させて、まずはテスト運用としてトライしてみようという話になったからです。

結果としては、参加ユーザー数:486、PV(ページビュー)数:855、というデータが取れています。
1ヶ月に満たない期間での企画運用でしたが、多くのユーザー様に参加していただき、クライアント様にも喜んでいただくことができました。

 スタンプラリーの流れ

 現場のお写真

紙媒体で考えていたものがデジタルで実現できたことで、アクセス数が把握できるようになり、肌感覚ではないリアルなデータが取れます。
イベントの盛り上がりなども数値で状況が報告できるので、チャレンジしてみて良かったと思っていただけたと感じています。

当社では、印刷はもちろんのこと、デジタルの企画・運用までワンストップで提案できるため、今後も強みを活かして展開していきたいと考えています。

ーありがとうございました!