ユーザー目線の提案で、リプレイスに成功!さらに発注部数も増加!

株式会社ドミックスコーポレーション
秋吉様、竹下様

【この事例のポイント】
・活用イメージが沸きやすいサンプル営業を実施!
・ユーザー目線での改善提案が刺さったポイント!
・施策の効果は倍増し、印刷物の発注部数も増加!

 

株式会社ドミックスコーポレーション様について教えてください。

竹下様:福岡県福岡市にある総合印刷会社です。
創業から95年以上の歴史をもち、商業印刷から帳票などのビジネスフォームまで幅広い印刷物に対応しています。
また、Webサイト制作や動画の撮影・制作、デジタルコンテンツなど
印刷に留まらず、情報を届けるための手段として様々なご提案ができる会社です。
従業員数は38名、うち営業は6名で、地場に根付いた活動を行っております。
2023年には、自社の特徴を活かしてドミックス公式楽天ショップ「ドミラボ」をオープンし、
アクリルを使ったキーホルダーやスタンドなどの商品を展開しています。

 株式会社ドミックスコーポレーション
 https://domeix.jp/

 ドミックス公式楽天ショップ「ドミラボ」
    https://www.rakuten.co.jp/domeix-2/

 

キュリアを導入したきっかけについて教えてください。

竹下様:印刷物の市場が衰退していることはわかっていたので、
印刷を1つの手段として捉える必要があると考えていました。
そのため、会社として 4〜5年前からデジタルシフトを始めました。
その取り組みの中で、電子ブックやARも導入した経験があります。
ただ、当時はそこから思うような成果が出ていませんでした。
あまり需要がなく、費用対効果が見込めなかったため解約を検討していたのです。

そのタイミングで、付き合いのある業者様と一緒に
ミリアドの営業の方が飛び込みで来社されました。
その時に応対した当社の工場長から、キュリアのチラシを渡され紹介されたのですが、
私の最初の印象は「デザインQRコードが作れるだけのツール」というものでした。

ただ後日、直接お話を伺ってみると、
様々なデジタルコンテンツを自分たちで簡単に提供できるということがわかり、
何より「誰でも営業がしやすくなるツール」だと感じたことを覚えています。

秋吉様:私は THE アナログ人間だったので、竹下から話を聞いた時も
最初は正直あまりピンと来ませんでした。
周りの人間も、最初は似たような反応だったと思います。

しかし、ミリアドの方に具体的な成功事例を教えていただく中で
自分たちが活用するイメージが湧いてくるようになり、
日常の生活においてもアンテナが立つようになったんです。

日頃から街中にある「印刷物」には目がいくのですが、
そこに「QRコード」が載っていると、そこにも注目するようになりました。
どんな企画に使われているのか確認し、その後 社内に戻っても
「こんな使い方で、あのクライアントに提案できるのではないか」という会話も増えたんです。
そうして少しづつキュリアへの理解が深まり、苦手意識も減っていきました。

取り組んだことがないツールだったので、本当にこれで売り上げが作れるのか、
導入費用がペイできるのか、という不安はあります。
しかし、やってみない限り誰にも結果はわかりません。
であれば まずやってみよう、と判断し導入に至りました。

 

キュリアを使った案件について教えてください。

秋吉様:ある高等学校の学校案内で採用していただきました。
この学校は、以前は学校案内のパフレット制作でお付き合いがあったクライアントです。
ただ、先方の広報担当が変わり、ここ数年は他社が学校案内を作るようになっていました。
今回、また新たに広報部長が変わり、その担当者様が以前から繋がりのある方だったため、
学校案内に関する相談をいただきました。
このことが、再度 当社に仕事をお任せいただくことになった きっかけです。
疎遠になってからもご挨拶や営業には行っていたので、その行動の積み重ねが活きて
私に相談をいただくことができたのはありがたいです。

他社が制作したパンフレットは32ページほどのボリュームがあります。
そして複数のページにQRコードを掲載し、動画に遷移させていたのですが、
思うように再生回数が伸びないことに課題を感じていたそうです。

学校案内を見る方、つまりメインターゲットは保護者の方です。
保護者の方は、多くの場合 1校だけではなく複数の学校案内を取り寄せると思うので、
見てもらいやすいようなパンフレットにする必要があると考えました。
まずはページ数を減らすことです。
そして、QRコードも複数のページに仕込むのではなく
表紙にピンポイントで 1つ載せることで、読者が都度 読み込む手間を減らし、
且つインパクトが出るような設計にしました。
そして、QRコードからはキュリアで制作した LP(スマホサイト)に遷移するようにして、
その LP内で複数の動画が見れるような導線にしようと考えたのです。
実際にご提案する際には、キュリアを交えた話になるため竹下にも同行してもらいました。

竹下様:提案にあたっては、クライアントがイメージしやすくなるように事前にキュリアのサンプルを作っています。
実際にサンプルを見ていただくと非常に好評で、パンフレットの改善ポイントも評価をいただき、当社にお任せいただくことになりました。

 

受注内容と結果について教えてください。

秋吉様:年間を通しての仕事となり、
・印刷物(パンフレット)30,000部
・パンフレットに掲載する写真の撮影費(3日間)
・キュリア(LP)制作費
を受注しています。

以前、お付き合いがあった当時の発注部数は 25,000部ほどだったのですが、
今回の提案でページ数を減らせたこともあり、配布数を増やすために
発注部数を増加していただくことができました。

LP内に載せている動画は、高校の先生や生徒が用意しています。
今回は、およそ2ヶ月で納品する必要があったため、
撮影スケジュール的に間に合いませんでしたが、
今後は動画撮影の仕事も提案していきたいと思っています。

竹下様:納品後、2023年8月から配布をしており、同年11月末時点で
動画の再生数は、すでに 400〜500PVあったと聞いています。
以前、他社が制作していた学校案内の時は、それぞれの動画が
100〜200PVしかなかったらしいので、短期間で倍以上の成果が出ていることに
クライアントにも非常に喜んでいただいております。

また、LPのアクセス数も 2023年11月末時点で約2,500PVある状況です。
これまでと違って、QRを読み込んだ数と、動画を再生した数の
それぞれのデータが把握でき、効果測定できる点もご評価いただいています。

メインターゲットである保護者視点での改善案と、
キュリアを使った「紙とデジタル」を交えた提案が、
うまくハマった結果だと思うので、当社としても大変喜ばしいです。

さらに、今まで以上に多くの方に見てもらえるようになったのであれば、
「動画自体をもっとユニークな内容にした方が、より魅力が伝わるのではないか」
というコンテンツの中身に関する提案もできそうだと考えています。
このように、今回の結果を 次の提案に繋げることができているのも
キュリアの利点を活かせていると感じます。

 

キュリアを導入してから、効果や変化を感じるシーンはありますか?

秋吉様:営業以外の社員もQRコードに対するアンテナが立つようになっていて、
「こんなことはできる?」「こういう使い方もアリじゃない?」などの会話が増えました。
その結果、今回の案件以外にも受注実績を積むことができております。

例えば、ある病院のクライアント様には、キュリア(LP)を使った
リクルートサイトの制作案件で採用していただきました。
総合病院には様々な科があるため、それぞれの科ごとに採用サイトを持っています。
各QRコードから遷移できるようにはなっていたものの、あまりアクセスがなかったそうです。
そこで今回の学校案件同様に、アクセスするための入り口を1つにする目的で LPを提案した結果、紙とセットで受注することができました。

他にも、文房具メーカー様には、キュリアのフォームを使った提案を採用いただいています。
展示会に出展した際に、紙で実施していたアンケートを キュリアのフォームにすることで
アンケート結果を集計する手間が圧倒的に楽になったと喜んでいただきました。

 

今後について教えてください。

竹下様:他にも現在提案している案件があります。
例えば、おせちを販売している会社様では、
購入者に商品を届ける際、アンケートハガキを一緒に送っています。
ハガキの返送率は高いということなのですが、やはり集計の手間や
返送代が削減できるという点が刺さるのではないかと考えています。
さらに、抽選ガチャと組み合わせることで景品などのメリットを追加し、
アンケートの回答率をこれまで以上に高めることもできると思い、
現在お客様へ提案しているところです。

営業活動をする中で、キュリアの提案はお客様の反応が全体的に良いと感じています。
サンプルなどの事前準備をしっかり行っていれば、スムーズに話が進むことも多いです。
ただ、お客様も認識していないことを提案するため、
「予算をとっていないから今はできない」と言われることはあります。
そういう時には、予算取りの時期を確認し、そのタイミングがくる前に
サンプルを作って提案しておくようにしています。
そして「次は このための予算もとっておきましょう」と伝えて
未来の案件を仕込むための行動をしています。

着々と実績を積むことができていますので、引き続き成果に繋げていきたいと思います。

 

ーありがとうございました!