【DX支援プラン利用】お客様のリアルな声を集められるアンケートの大切さを実感! 分析と改善でより良いイベントに!
当社は1949年に新潟県で創業し、現在は東京、大阪、仙台にも営業所を構えています。
従業員数は約130名で、そのうち営業の人数は20人〜25人ほどです。
チラシ、帳票、名刺など印刷に関するものは網羅的に対応しております。
現在は、WEBサイト制作のニーズに合わせて、 ドローンを使った動画の撮影なども自社で行っています。
島津印刷株式会社
https://shimazu-pnet.co.jp/
印刷機材やソフトの導入でお世話になっている会社さんからの紹介でキュリアを知りました。
当時はデジタルコンテンツの対応が今ほどは進んでおらず、ログ解析などのニーズもあったのですが外注に出していました。
キュリアの導入を検討していたとき、外注に出していた分を社内で内製化できるのでは、と考えたことを覚えています。
導入当時は新型コロナウイルスが始まったタイミングで、非接触で対応しなければならない、
自分のスマホでイベントに参加できる、というニーズがあったことも導入の後押しになりました。
また、WEBサイトの制作などは、我々がいるクリエイティブ課との協力が必須です。
キュリアは営業自身でサンプルを作れるので、営業自身で提案内容を考え、
受注になったものを私達で制作する、という新しい営業手法の確立にも期待しています。
現在は、キュリアに「スマQ」という自社サービス名を付けて販売促進しています。
スマQの紹介ページはこちら
https://qlear.cloud/smz/smq_Leaflet_d_LP
※DX人材支援プランとは? キュリアのオプションで「ミリアドの専任担当が、研修や営業サポートを行う」というプランです。
私達クリエイティブ課と、営業の4名が打ち合わせに参加しました。
思った以上に内容が深く、他社の印刷会社さんが受注した事例などが特に参考になりました。
打ち合わせ後、これまで実績がなかった新規のお客様に提案を持っていけたのは良い行動だったと思います。
当社の営業スタイルとしては、既存のお客様からの発注が多いです。
DX人材支援の案件相談で、新規のお客様へのご提案方法を相談できたのはありがたい事ですね。
キュリアの導入を通して、これまではいわゆる御用聞きだった営業が、
自分から提案していこう、という気持ちに少しずつ変化しています。
『こういうお客様がいて、こういう案件をやっていて、これをキュリアでやるにはどうすればいいですかね?』と、
営業から私達に相談が来るようになったのはプラスの変化です。
当社の営業が新発田(しばた)市商工会議所青年部に所属していたことがきっかけです。
青年部に所属している人は市内にある会社の次期社長の方たちがメインで、40歳くらいまでの比較的若い方が所属しています。
仕事が終わった後の夜に集まって、イベントに向けて会議をし、担当を決めて持ち回りでイベントを実施しているのが「雑煮合戦」です。
2024年で20回目なのですが、当社は1回目の開催から協賛として参加させていただいていました。
通常、会場にテントを設営して食べたい雑煮のテント前に並んで購入してもらうのですが、
2023年以前のコロナ禍では、ドライブスルー方式のテイクアウトで行った年もありました。
2023年のイベントの企画を話し合う頃、当社はキュリアを導入するタイミングだったのでキュリアを使った企画の提案を行いました。
2023年と2024年の雑煮合戦で、2年連続キュリアを使った企画が採用されています。
△ 2024年(第20回) パンフレット全6ページ
◆2023年(第19回)
まず、2023年については、主催者である新発田商工会議所青年部から、できるだけ非接触で実施したい、という要望がありました。
雑煮を食べた後、どの雑煮が美味しかったか来場者の方に投票をしてもらうのですが、
2023年以前は箱にコインを入れて投票をする方式でした。
そこで今回は、非接触でできる方法としてキュリアのフォーム機能を提案したところ、
この運用はスタッフの皆さんからも大変好評でしたね。
イベント全体のアンケートも非接触で実施するために、同じくキュリアのフォーム機能を活用しました。
雑煮の投票もアンケートも、イベントのパンフレットにあるQRコードか、
飲食スペースに用意したQRコードを読み取るとフォームが表示される、というものです。
また、2023年は歩いていける距離ではあったものの、会場が2箇所に分かれていたため、
両方の会場に足を運んでもらえるようにスタンプラリーも提案しました。
三角パネルを用意して、そのデザインQRコードを読み取るとスタンプが貯められるものです。
2個スタンプを集めると、スポンサー様に用意いただいた景品のおせんべいを交換所でお渡ししました。
スタンプラリーで工夫した点は、スマホで参加できるデジタルスタンプラリーと、
紙で参加できるアナログのスタンプラリーの両方を提案したことです。
お年寄りの方やお子様にも参加してもらいやすいように、 デジタルとアナログの両方で用意しました。
◆2024年(第20回)
2024年は会場が1箇所になったので、スタンプラリーの企画は無くなりました。
その代わり、他の企画として、ガラポンの企画が持ち上がりました。
これは、食べ終わった雑煮のカップをリサイクルステーションに持っていくと
補助券が1枚もらえて、3枚集めると1回ガラポンが回せる、というものです。
キュリアでも提案できる内容でしたが、コロナも明けて対面で大々的にイベントが行えるようになり、
デジタルではなくリアルなガラポンでやりたいという要望から、今年度はキュリアでの採用にはなりませんでした。
また、ステージでは子どもたちの演奏も行われ、それを見に来る保護者や
学校関係の方たちも多く来場し、活気あるイベントになったと感じます。
2023年は雨だったのですが、2024年は天候にも恵まれて絶好のイベント日和でした。
◆2023年(第19回)
▽印刷物
合計20,600部
・入場許可証:10,000部
・パンフレット(6ページ):8,000部
・A4チラシ:1,500部
・A1ポスター:600部
・簡易版リーフレット:500部
▽キュリア
・スタンプラリー
・投票用フォーム
・アンケート用フォーム
▽その他
・特設サイトLP
◆2024年(第20回)
▽印刷物
合計30,700部
・ガラポン用チケット:20,000部
・パンフレット(6ページ):8,000部
・A4チラシ:1,500部
・A1ポスター:600部
・飲食ブース用チラシ:合計600部
└ 投票用チラシ
└ アンケート用チラシ
└ 出展者リストチラシ
▽キュリア
・投票用フォーム
・アンケート用フォーム
▽その他
・特設サイトLP
△ 2024年(第20回) アンケート用チラシ(左)と雑煮投票用チラシ(右)
アンケートでは、回答数を上げるために新発田商工会議所青年部から景品を用意していただき、
アンケートに回答いただいた方の中から、後日抽選を行い、ご自宅に発送する形で実施しました。
△ 2024年(第20回) 雑煮合戦のイベントを振り返って
投票について、コインで投票する形式にしていたコロナ禍以前では集計の時間が1時間ほどかかっていました。
キュリアを使った投票にしてからは、集計作業が10分で終わるようになったんです。
集計にかかる時間が短縮されたことで、投票できる時間を30分間延長しようか、という話もあがっています。
また、2023年と2024年の結果を比べると、2023年の方が来場者は少なかったのですが、アンケートの回答数が多かったです。
回答数が少なかった2024年は、並んで食べることが大変で、
一度場所取りをしたら動けないくらい来場人数が多かったことが要因なのではないかと分析しています。
しかし、注目すべきは2024年の雑煮の投票数が増加してたことです。
これは、食事中でもスマートフォンで容易に投票できるシステムが来場者に受け入れられ、
投票率の向上に繋がったと考えられます。
雑煮合戦に限らず、キュリアを提案するときにはアンケートの大事さを伝えていこうと思いましたね。
商工会議所青年部の特性上、イベントの担当者が毎年変わるので、
当社がこれまでのイベントの企画や反省点など、商工会議所に対して提案をしています。
毎年イベントを経験をしている当社であればこれまでのデータも持っているので、
昨年と比較してイベントが良くなったのか、振り返りも容易です。
新発田市を盛り上げるために、商工会議所と商工会議所青年部と当社で一致団結し、雑煮合戦を続けていきたいと思います。
ーありがとうございました!