1. はじめに
スマートフォンで撮影した写真や、これから撮影する写真に特別な枠やキャラクターを追加できる
フォトフレーム機能というものがあります。
写真を撮る前にフォトフレームを選んだり、撮影後に加工したりと、
さまざまな方法で利用できるこの機能は、イベントやキャンペーンでも使われています。
今回は、フォトフレームの基本的な機能や活用方法、そしてそのメリットとデメリットについて、
イベントの主催者やキャンペーンの担当者目線で詳しく説明します。
さらに、オリジナルのフォトフレームを簡単に作成できるツール
「キュリア」もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2.フォトフレームとは?
フォトフレームとは、スマートフォンで撮影した写真データに枠やキャラクター、デザインを加える機能です。
写真を撮る前にフレームを選択しておくことで、そのフレームが写真に直接反映される方法と、
撮影後に加工して追加する方法の2つがあります。
どちらの方法でも、簡単に個性的な写真を作成する手助けとなるため、
イベントやプロモーションでの利用が増えています。
フォトフレームは、特定のテーマやキャラクターを用いたデザインが多く、
ユーザーは自分の好みに合わせて選ぶことが可能です。
3.フォトフレームの特徴
フォトフレームの特徴には以下の点があります。
- Ⅰ. 簡単に個性的な写真を作成
ユーザーは、写真を撮る前にあらかじめ用意されたフレームを選択して撮影することができます。
また、撮影後に好きなフォトフレームを選んで編集する場合もあります。
どちらの方法でも、デジタルならではの自由なデザインが可能です。
- Ⅱ. イベントや季節に応じたデザイン
フォトフレームは、季節ごとのイベントやキャンペーンとも相性が良いです。
夏休み、ハロウィン、クリスマス、お正月、バレンタインなど、
特定のシーズンに合わせたデザインを用意することで、特別感や限定感を演出します。
また、ご当地キャラクターやゆるキャラなど、その土地とコラボレーションしているキャラクターを
フォトフレームとして採用することで、自治体への集客や足を運ぶきっかけづくりにも役立ちます。
- Ⅲ. SNSでのシェアが促進
フォトフレームを利用した写真は、SNSでのシェアが促進されるため、
イベントや企業の認知度を高める効果があります。
特に企業やイベント主催者側からハッシュタグを用意することで、多くの人に拡散されやすくなります。
4. フォトフレームの活用方法
フォトフレームは、さまざまな場面で活用できます。
- Ⅰ. イベントでの利用
観光地やテーマパークでは、来場者がその場でしか手に入らない限定フォトフレームを使って
写真を撮影できる仕組みが人気です。
これにより、特別な思い出を演出することができます。
- Ⅱ. プロモーション活動での利用
企業が新商品やサービスのプロモーションとして、関連するフォトフレームを用意することがあります。
お店に来た人や商品を買った人は、フォトフレームを使って写真を撮り、
それをSNSでのシェアを促すことで、商品やサービスの認知度向上が期待できます。
- Ⅲ. 記念撮影
学校の卒業式や結婚式など、記念日の撮影でフォトフレームを使うと、その瞬間をさらに特別なものにできます。
専用の機械があればその場でプリントしてアルバムに印刷することもできますし、
スマートフォンに保存していつでも見返すことが可能です。
5.フォトフレームのメリット
フォトフレームを活用するメリットを以下に分けて紹介します。
- Ⅰ. 特別な体験を提供
写真に特定のデザインを加えることで、イベントや場所での体験をより深く印象付けることができます。
参加者にとって、その瞬間が特別な思い出となり、長く記憶に残ります。
- Ⅱ. SNSでの拡散効果
ユニークなフォトフレームは、撮影された写真がSNSでシェアされる確率を高めます。
これにより、イベントやブランドの認知度が自然に広がり、プロモーション効果を高めることができます。
- Ⅲ. コストの削減
デジタルコンテンツであるため、物理的な印刷や配布が不要です。
これにより、運営コストの削減が可能であり、特に大規模なイベントでのメリットが大きいです。
6.フォトフレームのデメリット
フォトフレームのデメリットについてもご紹介します。
- Ⅰ. 利用者に依存
スマートフォンを持っていない、または使い方に慣れていない人にとっては、
フォトフレームの利用が難しい場合があります。
そのため、全ての参加者に平等に楽しんでもらうためには、他の代替手段も考慮する必要があります。
- Ⅱ. デジタル特化の制限
フォトフレームはデジタルコンテンツであるため、物理的なアルバムとして
保存したい人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
そのため、イベントのテーマや目的に合わせた選択が求められます。
- Ⅲ. 元データの解像度による影響
フォトフレームのデザインをオリジナルで作る場合、
事前に用意された画像をもとに作成されるケースが多いです。
その画像の解像度が低いと、スマートフォンで撮影をしても少しぼやけた印象になったり、
ユーザーの満足いくものにはならないでしょう。
7. オリジナルフォトフレーム作成ツール「キュリア」のご紹介
キュリアは、誰でも簡単にオリジナルのフォトフレームを作成できるノーコードツールです。
あらかじめ用意しておいた画像をフォトフレームとして登録することで、
スマートフォンからQRコードを読み込むとフォトフレームが反映されたカメラを立ち上げることができます。
仕様の変更にも即座に対応でき、リアルタイムでの修正が可能です。
また、キュリアではQRコードにオリジナルの背景画像を設定できる、デザインQRも一緒に作成ができます。
これをフォトフレームと組み合わせることで、白黒のQRコードとは異なる、
独自性のあるコンテンツとして提供することができます。
8.まとめ
フォトフレームは、スマートフォンで撮影する写真にキャラクターや枠などの
オリジナルのデザインを加えることで、イベントやキャンペーンをさらに盛り上げるのに効果的なツールです。
そのメリットとデメリットを理解し、適切に活用することで、
イベントやプロモーションをより盛り上げることに一役買います。
スマートフォンで撮影できるフォトフレームを用意することで、
SNSでの拡散が見込めますので、ぜひキャンペーンの一つの企画として採用することを検討してみてください。