【DX支援プラン利用】
参加者の声を拾う提案で、予算上限を超えて受注獲得!

あかつき印刷株式会社
桑原様

【この事例のポイント】
・ノーコードで簡単にコンテンツを作成できる点を決め手にキュリアを導入!
・イベント来場者の生の声を拾えるフォーム/ガチャの提案で労働組合様から受注!
・全国での横展開も視野に、来年のイベントでも活用予定!

あかつき印刷株式会社様について教えてください。

東京都渋谷区に本社を置き、営業は25名、主に新聞印刷を手掛ける会社です。
一般的な企業様はもちろん、労働組合様や社団法人といったお客様との取引も行っており、会報誌・機関紙印刷の対応をしております。

九州営業所は独自で営業を行い、新聞折込チラシといった紙の印刷物をメインに取り扱っております。その他は工場がメインの営業所です。
会社全体としては様々なお客様にご利用いただいております。

あかつき印刷株式会社
https://www.aik.co.jp/index.html

キュリア導入のきっかけを教えてください。

当社では、これまでウェブサイトの制作を200件以上手がけてきましたが、作成に関する要望が徐々に多様化し始めました。
これまで通り全てを一から作成することもできますが、時間がかかりすぎて、世間のスピードに追いつけなくなるのではないか、という懸念がありました。

これまで他社のシステムを導入することも検討しましたが、どこか納得いかない、少し違う、そんな思いから導入にまでは至っていなかったんです。
そんな時でした。FFGSさんから、オンデマンド機を購入した時にキュリアのことをご紹介いただき、すぐに詳細を聴くことになったんです。

検討段階では、ウェブ制作同様に自社で内製化した方が良いのでは?という意見も出ました。
物理的に不可能ではないものの、一から自社でシステム構築をすると費用も時間もかかります。
世間のニーズに応えるためには、そのスピード感では間に合わないと判断し、導入することになりました。

キュリアはコンテンツの作り込み具合によって費用を調整できますし、ノーコードで簡単にコンテンツを作成できます。
必要なツールがしっかり使用でき、作成者がコンテンツを作成しやすいことが決め手となりました。

DX人材支援プランはいかがでしたか。

Web担当1名と、営業から3名、デザイン担当1名でキュリアチームを組み、そのメンバーと私の合計6名で参加させていただきました。
何か新しいことを始める時に、単体でやろうとすると失敗することが多いため、部署を横断してチームを組むようにしたのです。

内容に関しては、キュリアの設定や操作方法は難しくないとわかっていたので、できるだけ他社の事例をメインに教えていただきたいとお願いしました。
当社のクライアントには、他社がやっているような一般的な企業とは異なる業種も多くいます。
しかし、他社の成功事例を元に「自社のクライアントではどう活用できるか」を考えることが、落とし込みの方法としては一番早いと考えていました。
そのため、あまり業種などで選別はせず、様々な事例を教えていただきたいとお願いしました。
担当していただいた高橋様には本当に色々な事例をわかりやすく教えていただき、非常に勉強になりました。

まず、初動として実施したのは社内での活用です。
当社では社内向けのアンケートを実施することがあるので、そこを全てキュリアに変えました。
これにより「キュリアという新しいサービスを導入した」ということを社内に周知することもできます。
また、回答者は実際に体験できるため、複数回実施をする中でメンバー以外の社員にもキュリアに慣れてもらいました。

その上で、DX支援の期間中には、キュリアのサンプルを作成してお客様周りもしました。
その結果、初めてキュリアで売上を構成できた案件は、アンケートフォームの活用です。
Googleフォームを活用していたお客様が「何か味気ない」と仰っていたのを聞いて、売上になるかどうかはあまり気にせず 勝手にサンプルを作って持っていきました。
ところが実際に見ていただいたところ、非常に良い反応をいただき採用になりました。
DX支援後 2〜3ヶ月ほどで実績を作れたのは、この支援があったからこそだと思います。

今回の案件について教えてください。

FFGSさんからキュリアのお話しを聞いた時から、提案しようと考えていた埼玉土建一般労働組合様の案件です。

埼玉県内の350箇所で行われる、「住宅デー」というイベントでご採用いただきました。
地元にいらっしゃる大工や左官など建築職人さんのことを知ってもらうために開催を始めたイベントです。

イベントでは、住宅相談や持参した包丁を研いでもらったり、お子様には木材を使用したオモチャ制作といった、様々な体験ができます。
コロナによってここ数年中止されていましたが、今年から復活するということでキュリアをご提案しました。

これまでの集客方法としては当社が得意とする、新聞の折込チラシで行っておりました。
イベント当日は、アンケートを実施したいという思いもありながらも、なかなか行動に移せていない状況だったんです。

そこで、ご来場者様の声を拾えるフォームコンテンツ、回答者への特典としてガチャコンテンツのサンプルを作成して先方にお見せしました。
サンプルのおかげもあって嬉しいことに、高評価をいただくことができたんです。

予算の問題もありましたが、来場者の声を拾いたい、そこからガチャもできる点が印象に残ったようで、受注へ繋がりました。
加えて、最初は景品もクライアント側でご用意されるとのことでしたが、なかなか決まらず、当社からステッカーをご提案したところ、合わせて受注することもできたんです。

企画の内容について教えてください。

各イベント会場のご来場者にアンケートにお答えいただき、ガチャを回していただく企画です。
会場350箇所全体にチラシを置きました。会場の大きさ、規模感に合わせて配置する枚数を調整し、計17,000枚を準備しました。


      ▲ チラシ表                ▲ チラシ裏               ▲ アンケート

結果について教えてください。

アンケートに答えていただいた方は478名でした。
非常に多くの方にアンケートにご協力いただいております。

これまでは、そもそもお客様の声を拾うことができていなかったものが、CSVデータとしてすぐにお渡しできることに、とても喜んでいただけました。
さらには、アンケート内容に「知ったきっかけ」を入力できる項目を準備したことで、来年開催時の集客方法について何が足りていないのか、どの媒体にどのくらい注力すべきかを決定する重要な情報を得ることができたのです。

また、今回の結果から、既に来年も実施する流れになっております。
「住宅デー」イベントは全国で実施されているため、今回の結果を全体ミーティングで共有していただいたと聞きました。
今後は横展開もできそうなので、楽しみですね。

当社内での変化として、はじめはキュリアの導入に懐疑的だった営業メンバーも、今回の案件をきっかけに一緒に取り組んでくれるようになりました。
案件も増えてきているので、チーム一丸となって進めていきます。

ーありがとうございました!