アナログ&デジタルの企画で、
高粗利の受注!
前回、瀬戸内ドローン映画祭と展示会での事例をお話いただいた、株式会社正文社印刷所様にスタンプラリーの採用事例について伺いました。
前回のインタビューはこちら
https://qlear.net/cases/61
岡山県笠岡市役所の商工観光課様にご採用いただきました。
笠岡市には 6つの島からなる笠岡諸島という場所があります。その諸島を巡るスタンプラリーの企画を提案しました。
笠岡諸島は、夏場ですと海水浴や釣りなどを目的とした観光客が多いのですが、冬場は閑散期になります。そのためオフシーズンでも多くの人に足を運んでもらいたいというニーズがありました。そこで、集客に使えるスタンプラリーの企画を提案しました。
笠岡市役所としては、これまでにグルメ巡りの企画でデジタルスタンプラリーを実施したことがあったのですが、デジタルスタンプラリーはハードルが高いという印象をご担当者様がお持ちでした。
また、高齢者が使えるか という不安もお持ちでしたので、いきなりデジタルで全てやるのではなく、アナログでもできるよう両輪での企画提案をお持ちしたところ「やってみたい」と言っていただきました。
元々、笠岡市役所様とは広報誌など印刷物のお付き合いはありました。ただ、普段の仕事は入札が基本ですが、今回は随意契約でのご依頼をいただくことができたんです。
提案をしてから 2週間ほどで受注に至っているので、スピード感を持って対応できたことが良かったですね。
笠岡市制70周年を記念したイベントで「かさおか諸島スタンプラリー」と題して実施しました。
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/30/48699.html
イベントの期間は、2023年1月14日から 3月10日までの 2ヶ月弱です。
6つの島にある 10箇所のスポットを巡って、スタンプを 2種類以上集めると、
地元の特産品など 7,000円相当の素敵なプレゼントが、抽選で70名に当たる、という企画です。
※市制70周年記念ということで「7」という数字が企画に盛り込まれています。
また、少しでも多くの場所を回遊していただくために、スタンプを 3種類以上集めた方には当選確率がアップするという Wチャンスも用意しました。
結果としては、キュリアを使ったデジタルでの応募だけで約30名ほどの応募がありました。
アナログでの応募集計は市役所側で実施しているため把握していませんが、元々70名も応募が集まるか不安もあった中、それ以上の応募が集まったと聞いています。
デジタルだけで半数弱の応募があったと考えると、デジタルとアナログの両輪での提案が良い結果に繋がって良かったと思います。
また、集計結果を見ると、福岡県など遠方からも参加してくださっていて「集客」という目的も達成できたのではないかと思います。
そもそも これまでは、こういった集計データを取得すること自体ができていなかったので、それが実現できた点もお客様には非常に喜んでいただきました。
当社としても、2ヶ月弱という期間の中で「やり方がわからない」など、運営に関するお問い合わせは 1件もなかったため、支障なくスムーズに実施ができたことに安心しています。
また、応募フォームの自由コメント欄からは「諸島を繋ぐフェリーの 1日フリーパス券があったら嬉しい」など、より観光産業を盛り上げていくための ありがたい声も集まりました。こういった情報も数値データと併せて市役所へ報告をしております。
受注内容としては、チラシが数千部、ポスター、のぼり、スタンプ、スタンプ台、キュリアの設定費などです。デジタルをきっかけにアナログもセットでの案件になりましたし、粗利率が高い受注になったことは喜ばしいですね。
営業活動の中でキュリアをフックにした提案は、組織として取り組んでいますので、今後も成果を出していきたいと思います。
ーありがとうございました!